2009/12/25

PostGISが使える、格安(共有)ホスティングサービス

PostGISが使える格安ホスティングサービス、見つけました。

WEBサービスを行うとき、自社のラックにサーバーを設置して、、、ということは大変少なくなりました。大抵はホスティングサービスを使うのではないでしょうか。

最近のホスティングは月額1000円未満の一番安い共有サーバープランでも、当然のようにApache、PHP、Parl、MySQL、PostgreSQL、等などはもちろん、ショッピングカートやCMSなどもかなりの選択肢がついていて、ちょっとしたWEBサービスを作るにはこれで十分です。私もcoreserverという格安のサービスを使っていたりします。

しかし、ひとたび「ちょっとマイナーなソフトウェアを使いたい」という時、自分の好きなソフトを共有サーバーにインストールすることはほとんど不可能です。そういう場合は、コスト的に結構なお値段のする専用サーバーを借りるか、ちょっと下げてVPS(Virtual Private Server)を借りる必要があります。要するに、root権限を持てるプランでないと,好きにインストールできない。まあ、当たり前です。

我々の業界だと、FOSS4GなどのGIS系のソフトをいろいろ使いたいと思うと、当然root権限付きの割高プランしか選択肢が無かったわけです。AmazonのEC2でPostGISが使えるようになったそうですが、Amazonは結構高いです。ちょっと思いついたアイデアを実験してみるのにamazonを使いたくなりません。

ところが、偶然、格安の共有ホスティングサービスでPostGISが使えるサービスを発見しました!
普通に申し込んでも、どこにもPostGISという単語は出てこなくて、一見普通のホスティング屋なのですが、「PostGISをインストールして」とメールすると、翌日にはPostGISがインストールされていて、phpPgAdminでテーブルを作ると、ちゃんと空間情報が扱えるようになっている!感動!しかも5年契約だと一番安いコースで(今キャンペーン中で40%offで)月当たり$2.97、セットアップ料も無料。今、円高だから、年契約してしまうと月当たり300円以下!!

ちなみに、一番安いコースはデータベースが一つしか入りません。PostGISを使いたいのでPostgreSQLを入れると、MySQLが入らず、デ フォルトでMySQLを使うCMSとかは入れられません。どうしても両方入れたい場合は、ちょっとだけ高いコースにアップグレードする必要があります。

せっかくなので、業者にネゴして専用クーポンを作ってもらいました。クーポンコード
 「geomedia
を申込時に入力すれば、
①料金40%off、に加え、
②わざわざPostGISのインストール依頼をしなくても「依頼あり」とみなしてすぐにPostGISを入れてくれるようにしてもらいました。
(ちなみに、私はこれで誰かが申し込んでも、手数料はもらってないです。。。。笑)。
なお、このクーポンは2/28まで有効です。

ジオ系のサービスや、ちょっとしたテストをするのにもってこいです。おもちゃ、というかSandBox用のサーバーに一ついかがですか?

2009/11/21

bridge2009で出会ったホンモノ達

こんな話を聞いたことがある。
たしか『icon』 というスティーブ・ジョブズについて書いた本に載っていた話だと思う。会社にはAクラスの人材のみを雇えと。一旦Bクラスの人材を雇うと、Bクラスの人材はBクラスの人材を連れてきたり雇ったりするので、会社があっという間にBクラスの人材だらけになる、と。

昨日、Bridge2009というイベントに参加してきた。参加しているときはものすごく興奮していろいろな意味でインスパイアされた。が、帰ってきてかなり凹んだ。そこにはホンモノの技術者、ホンモノの天才達がいた。加え、経済を動かしているホンモノの有力者のネットワークの人達も。まぎれもないAクラス、スーパーAクラスの人達。そして自分がBクラスの人間であることを嫌でも思い知らされる。

自分が35前後の時はこう思ってた。25才の天才技術者や青年起業家を見て、彼らが35になったとき、世の中にどれだけ素晴らしい足跡を残すのだろう。彼らが10年で成し遂げられることを、自分が10年で成し遂げられると思うほど自分を知らないわけではない。でも彼らが10年で成し遂げられる事を、15年一生懸命やれば自分もできるかもしれない。今35だから、50の時には、彼らが35で残す足跡に匹敵する足跡を自分も残してやろう。そう考えていた。

ホンモノの天才に出会うと、実は25歳の天才が35歳で成し遂げることは、自分には何年かかっても成し遂げられないのではないか、と思ってしまう。もちろん頑張れば頑張るほど常に自分を向上させることはできると思ってる。でも漸近線がX軸と平行になるグラフみたいに、微分値は常にプラスだとしても、X軸を無限大まで取っても超えられないAクラスの閾値があるんじゃないかと。

幸いなことに、Bクラスの私だが、AクラスやスーパーAクラス級の優秀な人達と多くお付き合いさせて頂いている。彼らの活躍ぶり、世の中への貢献ぶりを見ていると、自分もせめてA'クラスを目指そうと思い直す。

自分はもうすぐ39。流行の言葉ならアラフォー。Bクラスなりの幸せな生き方はあるだろうと思う。でもまだ自分をBクラス認定して、消化試合をするように小じんまり生きるのは嫌だ。世の中に何か足跡を残したい。Bクラスが背伸びしているのは分かっているが、Aクラスとはいかないまでも、A’クラスになろう、なれるはずだ、なるように努力しよう、そう思っている。

今やっている「ジオどす」はこれまで誰もやらなかったことをやっている。だが言い換えると、誰でもやろうと思えばできる。単にめんどくさいとか、対コスト効果に見合わないため、やらなかっただけなのだ。それに対して、昨日見てきた天才達は「他には誰もできない事」をやっている。彼我の差は大きい。

ホンモノへの畏敬の念と、自分の現実を見て凹むのと、多くの人からインスパイアされるのと、自分を奮い起こすのと。今日は精神的にクタクタ。こういう時はゆっくり寝て、明日朝から、がんばろう。

2009/11/08

第二回ジオメディアサミット西日本、満員御礼!

第二回ジオメディアサミット西日本、開催報告です。

11/7(土)の10:00-12:00、ジオメディアサミット西日本を開催いたしました。

今年はジオメディアサミット関西からタイトルを改め、西日本でユニークな「ジオ」系の取組みをされている方をお招きし、西日本から発信する、というテーマで行いました。

運営に参加して頂いたのは、ノーリツ鋼機の和田さん、沖電気の福居さん、それに元祖ジオメディアサミット発起人、シリウステクノロジーズの関さん。それから、場所の手配等もろもろは、FOSS4G(OSGeo)の林さんに多大なご協力を頂きました。「今年もやりましょう」という話が出たのが8月下旬。そこから、運営メンバーによる講演者集めがスタートし、申し込みサイトができたのが10/7.なんともバタバタでした。

会場はKOF2009(関西オープンソース2009)の会場内で、FOSS4Gがセミナー会場として借りている部屋を、この日の午前中お借りしました。Imedioというインキュベーション施設の中の一室で、各種セミナーで来ることがあります。FOSS4Gさん、どうもありがとうございます。つい先日行われた第四回ジオメディアサミットでも「ジオメディアサミットと、FOSS4Gと、KOF2009と、1日で3倍楽しめます!」と宣伝してきたので、昨年より多く人が来て頂けるといいなあ、と思いながら当日を迎えました。

当日、開始10分前、まだ人は少ないが昨年よりは人が多そうな気配。講演される方にPCの接続テストなどをして頂いてるうちに、早10時に。プログラムが全然余裕のない組み方でしたので(すみません・・)10時きっちりにスタート。
私、位置情報ロカポ(ロケージング)の上田が司会を担当させて頂きました。




まずは、ジオメディアサミットおなじみの顔、また場所をお借りしているFOSS4G(OSGeo)の日本代表もされている、オークニーの森さんよりご挨拶頂きました。「技術の足腰鍛えてますか?」というメッセージ。うーん、普段便利はAPI使うだけの私としては耳が痛いところ・・・。




その後、ジオメディアサミットの発起人、シリウステクノロジーズの関さんにジオメディアサミットについて解説して頂きます。ここでトラブル発生!PCがプロジェクターに繋がらない!、、がそこは、さすが関さん。涼しい顔で「喋りオンリー」で対応されていました。





さて、ここからいよいよ講演のスタートです。基本的にはライトニングトークで、5分枠に収まらない場合は10分枠ということで、講演をお願いしていました。まずは10分枠からスタート。それでもスピード感たっぷり。

最初はデュプロの松下さんによる
Geolocation Finder ~紙地図とペンによる位置情報取得~」
【写真お持ちの方、ご協力下さい】
デュプロさんはESRIのイベント等でも展示されているのでご存知の方も多いかもしれません。紙地図に赤ペンでマークしたものをスキャニングすることで、緯度経度を取得するという技術。地震の倒壊家屋の調査や、小学校区のハザードマップなど、調査員が特別な端末を持たずに調査できるというアイデア。場所特定というとすぐにGPSとなりがちですが、あえて誰でも使える紙とペンという発想がなかなかおもしろいです。


次は沖電気工業の瀧(たき)さんによる
ブログに含まれるキーワードのヒートマップ: 位置表現抽出・管理サービスLocoStickerの新機能 」 ~講演資料はこちら~
【写真お持ちの方、ご協力下さい】
LocoStickerの技術を活用して、あるキーワードのヒートマップを描きます。たとえば「うどん」というキーワードのヒートマップは香川が「熱い」。「アホ・バカ分布図」もすぐできる。1分ほど時間が余ったので、会場から希望のキーワードを受付、即興デモに。「ジオ」というキーワードで検索すると、なぜか北九州のみ。これは謎だ。「インフルエンザ」では東京と大阪がやはり多く、大阪の方が少し「熱い」。流行ってるもんなー。


次は「出前館」を運営する夢の街創造委員会の葭田(よしだ)さんによる
「出前館と地図メディアについて」      ~講演資料はこちら~
ネットで注文を受付け、リアルに出前が行く。最短30分!の地域密着型のEコマース。「ラーメンはのびるとダメ」。それはそうですね。今後はGPS等活用して、お花見やバーベキューの席(住所の無いところ)へお酒や食べ物を届けるようになるとか。便利!



次は、大御所ですね。Yahoo!ジャパンの冨川さんによる
「Open Local Platform」
なぜYahoo!さんが「西日本」?というと、Yahoo!さんは大阪と名古屋でYahoo!地図の開発をされているということで、冨川さんは大阪でのご勤務ということでお願いしました。
第三回ジオメディアサミットの時に、Yahoo!の村田さん、佐藤さんから発表があったものの、その後どうなったのか?と誰もが興味深々だった「Open Local Platform」。来年1月頃に出るそうです。地図API、拠点情報API、大規模ストレージからなり、ヒートマップ(沖電気とカブっていておもしろい)や3D鳥瞰図なんかも。ゲーム機に例えて、「カセット」を差し替え/追加することでいろいろな拡張機能を実現する。ヒートマップは飲食店で検索したところ、会場の大阪南港ATC付近は「寒い」ヒートマップに。確かに食べるところ少ない!来年の公開が楽しみです。


次は前半の最後、こちらも大御所、Googleの石原さんによる
「Updates for Google Maps API
実は石原さんは前日の11/6にKOF2009で「Open Social」について講演されることになっているのを、KOFのスケジュールで見つけ、無理に無理をお願いして来て頂きました。で、なぜGoogleが「西日本」?かというと、石原さんが神戸のご出身ということで。
つい最近リリースされた「Google Latitude」についての話をお願いしたのですが、石原さんはご担当外で、社内規則で話せないとのことで、内容はGoogle Static Map API V2 とGoogle Maps APIの利用規約のFAQについて。
Static Map API V2 の特徴は、書式が簡単になったこと、ポリゴンが指定できるようになったこと、ジオコーディングができるので地名での指定が可能になったこと、エンコーデッドポリラインが使える、など。Google Maps APIの利用規約については、自分で読んで判断してくださいとのこと。FAQのページができたのと、そのなかから代表的なものをクイズ形式で。
Q.無料の会員制サイトで会員専用ページでGoogleMapsを使ってもよいか。
A.Yes ただし誰でもすぐに会員になれること、入会が招待制や審査制のサイトはNGなので有料版(GoogleMapsプレミア)が必要。
Q.アフェリエイトで利益を得ているサイトで使ってよいか
A.Yes ただし、GoogleMapsに広告が表示される可能性もあるので、競合の広告が表示されると嫌だ、とか言う場合は有料版へ。
Q.デスクトップアプリケーションからGoogleMapsを使っても良いか
A.Yes ただし、誰でも自由にダウンロード・インストールできるものであることと、JavaScriptを経由した正規の呼び出し方をすることが前提。


このあと、5分の休憩にはいりました。すでに充実感たっぷり。熱気もたっぷり。
途中から満席になり、ついに立ち見の方まで出ました。嬉しいですね。

さて、後半です。

立命館大学の塚本さんによる
「京都の古地図にみる空間を描き写す先人達の工夫」
地理学と歴史学のクロスオーバージャンルのHistoricalGIS。京都の古地図、長方形の中にどのように情報が詰め込まれているか、というアカデミックな内容です。拡大されているエリア、縮小あるいは割愛されているエリアを分析して、最小限の幾何学的補正で現在の地図へ。これを各時代ごとにいろいろな方法で見せられていました。
実は私がやっている「ジオどす」の関係で、立命館大学にお邪魔したとき、このプレゼン以外にもおもしろいネタが沢山ありました。本当は他のネタもやって頂きたかったのですが、またの機会にお願いしよう。。


ここからは5分枠のライトニングトークで、さらにスピード感アップ。

ATR-Promotionsの中川さんによる
「MapStroll -- イラストマップで簡単&楽しくジオ」 ~講演資料はこちら~
こちらはイラストマップの上でナビゲーションが展開できるというもの。例えばテーマパークのイラスト地図上で、子供が何処に居るとか、どの道を通ればいいかとか。斜めから書いた鳥瞰図みたいなものもにもマッピング可能。そのほか、MapStrollというiPhoneアプリを出す予定。古地図上でいろいろ遊べる。楽しそう・・・




次は立命館大学の桐村さん、、、の予定が突如マシントラブル発生!
急遽、発表順序を入れ替え、和田さんにタッチ。


ということで、ノーリツ鋼機の和田さんによる
「システム稼働状況表示システム」 ~講演資料はこちら~
実際に稼動している機械をジオで管理しているという事例。稼動状態が青(良好)とか赤(トラブル)とかで示され、サービス要員がメンテナンスに回るときに、効率よく近くのトラブルも対応できるシステム。ジオメディアというとB2Cみたいなイメージもありますが、GISはこういうB2Bとか社内での利用が一番堅実な印象がありますね。




次はマシントラブルから復旧して、立命館大学の桐村さんによる
「建物の名前にみる地域名称 -住宅地図データの有効活用-」 ~講演資料はこちら~
地名の強弱というおもしろい視点です。例えば「四条」という地名(知らない方向けに補足すると、四条通りというのは京都のメインの通りの一つで、繁華街やビジネス街が最も多いメジャーなところです)を含むビル名やマンション名の分布。一本北の三条通りと、一本南の松原通りにまで「○○四条」みたいな建物名が広がって、無理をしている。三条側より松原側の方が無理をしている数が多い。三条も四条ほどではないが有名。松原はちょっと弱い。地名と賃料の関係とか、結構おもしろそう。

続いて、シンクの長尾さんによる
「隙間を埋める、無駄をなくすジオメディア活用法」 ~講演資料はこちら~
タイトルからでは分かりにくいが、ジオメディアのサービスで暗黙知を共有するイノベーションを起こす場を作ろうというお話。おーーー「野中郁次郎」先生だー。ジオメディアサミットでこの名前を聞くとは思っても見なかった。一応、私、経営学をやっておりましたので、この瞬間、目と耳が釘付けに!
空いた時間などに勉強会や専門家をマッチング。おもしろいなとおもったのは、売り込みをしないとか、握手をするとか、普通はコミュニティで自然発生するようなルールを最初に提案してしまっている点。出会い系になってしまわないかちょっと心配ですが、これが機能すると本当にいいですよね。

さて、ここから最後二本のLTにはリクルートの寺井さんが開発された「パパパコメント」を導入!これは先月のマッシュアップキャラバンin大崎というイベントでLTをされているのを拝見して、一度使ってみようと思っていました。Twitterのようにつぶやいたコメントがリアルタイムでプレゼン中の画面に流れるというもの。さて、どうなりますか。













とういことで、次は
沖電気工業の福居さんによる
LocoStickerでイベント会場とクチコミを結びつける: ITpro EXPO バーチャル」 ~講演資料はこちら~
LocoStickerを利用して、緯度経度ではなくてイベント会場の地図にマッピングするという話。Twitterとか複数の情報源をから、会場の口コミを収集して、イベント地図のブース情報を結びつける。最近、セカイカメラさんとクウジットさんがイベント会場内という場でいろいろされていますが、新しいマネタイズの一つの方法かもしれませんね。





さて、最後は私、上田による
ジオどす 京都市の住所専用解析・検索エンジン」 ~講演資料はこちら~
普段は位置情報ロカポの上田を名乗っておりますが、ここ1年くらいは「ジオどす」というサービスに注力しています。
京都市内で広く使われている「通り名」住所、実は郵便の住所ではないので、各種「ジオ」なサービスでは扱えません、という話をしました。通り名のバリエーションの豊かさ、京都の地名の面白さが伝わったらいいなと思いつつ、エンターテイメントになるプレゼンを試みました。楽しんで頂けたかな。せっかく「ジオ」な人が集まっているので、初めに「京都の住所で苦労した経験のある方?」と会場に聞いてみたところ、8割くらい手が挙がってびっくり。ジオどす、もっと宣伝しないと!


さて、時間が15分オーバーで、なんとか全講演が終了。懇親会ランチのスタート時間に食い込んでいるので、さっさと閉会の挨拶をさせて頂き、徒歩一分の懇親会会場へ大移動して頂きました。会場となった6Fにはフードコートがあります。ここのフードコート「PIER6」が貸切のパーティーが可能で、フードコートの一角を仕切って貸切状態にできます。この建物には飲食店が少なく、いつも昼食に困ることもあって、懇親会には最適と、ここに決定。

実は、申し込みサイトでは16名しか懇親会にお申し込みいただいておらず、会場で盛んに勧誘させて頂きました。その結果、なんと35名の方が懇親会に来て頂きました!!どうもありがとうございました!!!

懇親会は特に乾杯等の挨拶もしなかったのですが(すみません)、私が会場の撤収を終わって到着したとき、すでに盛んな交流が始まっていました。ちょっと料理が少なかった。これは私に不手際でした。和田さんの機転で料理を追加、ちょどよくなりました。和田さん、ありがとうございました。

懇親会は12:00-13:00予定でしたが、FOSS4Gのプログラムが12:45から始まることもあり、割と短時間で食べて、喋って、交流して、とあっという間に終わってしまいましたが、ランチ交流会としてもうまくいったと思います。


今日になって、お誘いしていた多数の人から「ごめんなさい、行きたかったのが体調が悪くて行けませんでした」というご連絡を頂きました。大阪は風邪&インフルエンザがダブルで流行っているようですが、これが無かったら、もっと大勢の人が来たかも!!来年が楽しみです。

ともあれ、なんとか無事に第二回ジオメディアサミット西日本が終了しました。楽しかったなあ。
運営委員の和田さん、福居さん、関さん、どうもお疲れ様でした。
それとOSGeoの森さん、林さん、ご支援、どうもありがとうございました。

※写真が無いものは、入手次第アップします。

2009/05/08

Yahoo地図とGoogleMapsのズームレベル対応表

最近、いまさらながらGoogleMapsとYahoo!地図を並べてシンクロさせて遊んでいる。

位置をシンクロさせるのは、たいした事はないのだが、ズームレベルをシンクロさせるのが非常に面倒。

GoogleMapsのズームレベルは機械的に2倍、2倍と決まっているが、Yahooは都日本の道府県や市町村のレベルの合わせているみたいで、縮尺が結構まばら。

と思っていたら、Yahoo!地図のバージョン3(まだ非公式?か、ドキュメントの一部にしか書かれていない。このあたりはヅラドさんの記事を参照ください)では、もっと細かく22段階にレベルが分かれている。そして、基本は2倍、2倍のGoogleMapsと同じような縮尺切替で、かつ都道府県や市町村に合わせてか、その中間が設定されているレベルがある。

というわけで、二つ並べて縮尺を比べた結果です。ちなみにGoogleMapsではレベル20は衛星写真のみ。

























GoogleMaps V2Yahoo!地図V2Yahoo!地図V3
0
22
1
21
21120
3
19
4
18
51017
6
16
7
15
8914
9813
10
12
11711

610
1259
13
8
1447
15
6

35
16
4
1723
1812
19
1
20

2009/04/10

地図は正しいはず?

地図は正しいはず。誰もがそう思っているし、そうでない可能性があると知っていても無条件にそういう前提で動いてしまう。

ジオどすのスタッフブログに書いたのですが、京都の通り名を調査していて、グーグルマップ(=ゼンリン)、Yahoo!地図(元アルプス社)、昭文社の地図が全て間違っている、、というか住民の皆さんの認識と異なるということがありました。
ブログには書いていませんが、他にも住民の方でさえ、あやふやなケースなどもあり、聞き込みに立ち寄った郵便局で「すみません、○○通りはここですか?」と聞くと、ゼンリンの住宅地図を出して来られて「ここです・・ね」。要するに、ゼンリンの地図が正という訳?

特に京都のような昔からそう呼んでいる地名、みたいなのがあれば、お役所の書類、住民の認識、地図、すべてがあいまいな地名が残るのは仕方がないのか。日本全国で見れば県境まで不明瞭なところがあるくらいだから、地名や通りの名前にあいまいさが残るのは仕方ないのかなあ。

地図会社の皆様は、ジオメディアのインフラを作って頂いている訳ですが、技術とは無縁のところでも大変な苦労をして地図を作って頂いているのですね。どうもご苦労様です。ありがとうございます!

2009/04/07

第三回ジオメディアサミットに行ってきました。

先週の4/3、第三回ジオメディアサミットへ行ってきました。

回を重ねるごとに盛り上がるジオメディアサミット、今回もすごい熱気でした。というより過去最高と思います。立教大学の教室を借りての大会場が一杯になっていました。
ちょっと開催時刻に遅れてしまったのですが、入るとYahoo!の村田さん、佐藤さんのプレゼンで大変な盛り上がりよう。そのあとの30min谷郷さんのプレゼン、ケータイ国盗り合戦 / コロニーな生活☆PLUS 対談とすすみ、ライトニングトークへ。
慶應義塾大学の児玉さんからはとても楽しそうなUI研究の紹介。
クレコの稲垣さんからは「ロカポ」とは「位置情報コード」仲間ともいえる、「ジオポ」の紹介が。
「位置情報ロカポ」の発明者&位置情報コード研究家として、これは取り上げておかないと。

このブログで過去に「いろいろな”ジオコード”」でも取り上げた、アメリカの「BINGEO」コードとアジア航測「新ジオコード」のハイブリッド的なコード。
BINGEOが2ビットで4分割ずつしていくのに対し、ジオポは8×8の6ビットで64分割し、それを一文字で表している。ちなみに大阪・堺の西岡さんのNコードは先に地域割りした後、最終的には100×100の分割だ。
ジオポはBINGEOのように分割ベース、メッシュベースなので、一文字ごとに二次元でエリアを絞り込んでいく方法をとる。この点はデンソーのマップコードと同じ仲間だ。ロカポNコードカナダのNACコードは緯度経度分離型なので、その性格や最適な用途は微妙に異なる。

いろいろな位置情報コードが出てきたというのは、それだけコード(=もっと簡単な位置表現方法)の需要が出てきたひとつの現象であると思うと、非常にうれしい。


さて、ジオメディアサミットに話を戻すと、その後日本Androidの会木南さんの笑いを取るトークで会場が和んだ所に、FOSS4Gの嘉山さんは超爆笑トーク!でたたみかける。この発表順序決めた人はスーパープロデューサーだな、、。

ただ、本当はライトニングトーク希望者続出で、本会場のトーク枠は抽選で、残りの人は懇親会でのLTに回った、というのが現場裏の真実でした!たまたま座った席の前に(PlaceEngineの)クウジットの末吉さんが座っていたのですが、末吉さんもLT枠が当たらなかったそうです。そう考えると、懇親会LTにもかなりポテンシャルの高いLTがあるのもうなずけます。
ちなみに私は今回「京都通り名ジオコーダ・ジオどす」のLTが抽選漏れで、懇親会でやることに。懇親会でやるのはレベルが高いんですよねー。皆が座って聞いてくれる本会上と違って、皆酔っ払っているし、名刺交換やコミュニケーションの真っ最中で、基本はだれも聞いてないので、そこは皆の視線をひきつけるだけの「つかみ」が必要なのですが、皆実に芸達者。このなかでプレゼンやると鍛えられます!。

さて、その爆笑トークの途中で、懇親会受付係をやるため懇親会会場へ先行。最後まで見たかったなあ。。


懇親会会場では過去最高の75名超。受付係だったのでカウントに間違いはありません。
今回は会場もよく、ライトニングトークも全員が「聞こうと思えば聞ける」状態だったので、非常に盛り上がりました。ゴーガ小山さんの名司会もすばらしく、非常に濃い「場」となりました。
伝説(?)のジオメディア新年会から、まだ1年ちょっとしか経っていないのに、すごい状況です。毎回関西から出かけて参加していますが、参加する価値はどんどん上ってきます!!

私は昨年、FOSS4Gさんのイベントと共同で第一回ジオメディアサミット関西を企画させて頂いて、大変盛り上がったのですが、この東京の熱気を目の当たりにすると、やはり温度差を感じてしまいました。正直、ちょっと羨ましい!関西にもGISやLBSのプレーヤーは居るのですが、やはり「場」なのでしょうか。でもやっぱり関西も盛り上げたいです。東京のジオメディアの皆様、今度は関西にも来てください!!!

2009/02/24

「ジオどす」がなんとTVでも紹介されていた(・・・らしい)

私も知らなかったのですが、2/23日朝の日テレ「ズームイン!!SUPER」のコーナー「ズームニュース(その日の朝刊から一面記事や気になるニュースなどを大田アナが紹介し、その内容について虎谷or小林アナがコメントする)」というコーナーで、「ジオどす」の記事が紹介されていたそうです。
関西圏向けの読売テレビが担当の部分なので、関東の方には届いておりませんが。
どなたか、もし録画されていたら記念に(笑)コピーさせてください。

2009/02/23

「ジオどす」が読売新聞経済面に掲載されました!


位置情報ロカポとANNAIのマッシュアップ・コンビによるサービス、京都通り名ジオコーダ「ジオどす」が読売新聞に掲載されました。

ジオどすNEWS

読売オンライン


今後も「京都の住所検索なら『ジオどす』が一番!」と言われ続けるよう、機能や精度向上に励んで参ります!皆様、今後とも「ジオどす」をどうか御贔屓に!

2009/01/27

京都通り名ジオコーダーAPI『ジオどす』を公開しました。

これまでほとんどの地図サイトで検索できなかった、京都市内独特の住所表記「○○通○○東入ル」等の住所からおよその緯度経度を取得する京都通り名ジオコーダ『ジオどす』を公開しました。

もともとは、マッシュアップアワードの参加作品を作っていたとき、ユーザーが入力してくれた住所情報から自動でグーグルマップにマーカーを立てる機能が、京都だけほぼ全滅していることにチームメンバーが気づいたことが発端です。詳しくは開発裏話に掲載したのでそちらを読んでください。

京都ジオコーダだけでは弱いのですが、2回連続マッシュアップアワード準グランプリ+グーグルガジェットコンテスト準グランプリ+数々の賞を受賞しているスーパーマッシュアッパー、クリエイトシステムの太田さんのアイデアで、グーグルとヤフーのジオコーダへのプロキシ機能をつけました。
グーグルやヤフーと全く同じインプットパラメータ、アウトプットフォーマットとして、利用者はAPIのリクエスト先のドメイン部分を少し変えるだけで、あたかもグーグルやヤフーのジオコーダが京都対応したかのような動きをします。これまでにグーグルマップやYahoo!地図を使って作られたマッシュアップ・サービスがすぐに京都対応になる優れもののアイデアですね。

無料です。ぜひ使ってください。